履歴書とかお客様情報登録時とか、結構性別問われる時が多い。
そういう時は困っちゃうんだよね。何だったら自己紹介の時も困っちゃう・・。
戸籍上では女性。しかし心の性別は男。
履歴書や、保険証など、戸籍上の性別を答えるべきなのでしょうが、
どうにも嘘をつくようで辛いものです(自分にも相手にも)
以前ブログの中で「この世界は男女だけではない」という事を書きましたが
まだまだこの社会は「男か女か」どちらかに丸を付けないとならないのが現状。
トランスジェンダーという性別欄が増えるのが一番有り難いんだけども・・。
トランスジェンダーといっても、さらにその中に様々な性が存在します。
- アイデンティティが男性または女性の性役割の従来の観念に明らかに一致していないが、両者の間で組み合わさっていたり動いていたりする人のこと。
- 生まれたときに割り当てられた性 (そして偽りのジェンダー) との非同一化、あるいは非表現。
という風にWikipediaにあるように、その意味はかなり広いものになります。
最近では手術まで望まない性同一性障害の存在や、手術をしたくてもできない人も大勢存在する為
割り当てられた性別と異なる性で生活をする場合、
全般を指してトランスジェンダーと呼称するに至っている。とのこと。
そのことを踏まえて
自分は自己紹介をする時には「トランスジェンダー」「FtM」この二つの言葉を使っています。
ここで出てきた「FtM」という言葉。これは
Female to Male(戸籍上の性が女性(Female)性自認が男性(Male))
頭文字をとって「FtM」です。
この「FtM」とは手術をして戸籍を変えた場合でも使われます。
なので、初めてこの言葉を使う時には
「手術もしていないのに‥体は戸籍は女性のままなのに・・」と戸惑いもありましたが
性自認がハッキリと男という点で使うようになりました。
戸籍上が男性(Male)性自認が女性(Female)の場合は「MtF」となります。
性自認がハッキリと定まってはいないXジェンダーであれば
(性自認が「男性」とも「女性」とも断言できない性、
「男性でも女性でもある」「時々で変化する」「中間」など)
「FtX」または「MtX」となります。
と・・ここまで説明しましたが
トランスジェンダーという言葉一つでも、自分のアイデンティティを語るには十分です。
無理にカテゴライズする必要はないので。
もっと踏み込んで自分を伝えたい時には、こういった言葉があるのを知っておくとよいかと思います。
さてさて、冒頭でちらっとお話しした履歴書やお客様情報・・
最近では履歴書はどちらにも丸をせず、
備考欄に「トランスジェンダー/FtM」と書き面接の時に話を聞いてもらう事にしています。
お客様情報はというと・・・男性で登録しているToMなのでした!
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